こんにちは。タロットファン.jp です。
今回は78枚あるタロットカードの中で、とても有名な22枚の大アルカナの意味について、解説していきたいと思います。
大アルカナについては、それぞれのカードの意味と解釈を、個別に紹介しているページもありますが、直感的にタロット占いを進めていく上では、逆に少ない情報で、自分なりの解釈をしていくのも楽しいものです。
ですので、この記事ではあえて要点を絞って、大アルカナカード22枚の、それぞれの意味と解釈のポイントを短めに紹介していきます。
■すぐに意味を知りたい方は、こちらをクリックして、戻るボタンでここに戻れば便利です。
0愚者、1魔術師、2女教皇、3女帝、4皇帝、5教皇、6恋人、7戦車、8力、9隠者、10運命の輪、11正義、12吊るされた男、13死神、14節制、15悪魔、16塔、17星、18月、19太陽、20審配、21世界
大アルカナカードの基本的な解説
この記事では、日本でも特に人気のウェイト版タロットカード「RWSタロットカード」をもとに、大アルカナカードの意味と解釈を紹介していきます。
まずはそんなタロットカードの大アルカナについて、初心者の方でも解るように、基本的なことから紹介しておきましょう。
なお、こちらの記事はWikipediaの「大アルカナ」と日本語解説書の「はじめての人のためのらくらくタロット入門」を参考に、私なりの解釈を加えて解説していきます。
大アルカナカードとは
世界中で利用される一般的なタロットカードは、「大アルカナ22枚」と「小アルカナ56枚」によって、1つのカードデッキが構成されています。
歴史的には、北イタリアで作られた占い用のカードデッキが、現在はこのような78枚のタロットカードとなっており、詳しくはこちらの「【重要】タロットカード初心者に知って欲しい<種類、構成、歴史>」でもその経緯を解説しています。
小アルカナはトランプの起源とも言われていますが、今回紹介する大アルカナカードは、それとは別に絵札として22枚で構成されています。
日本でタロットカードと言えば、ほとんどの方が知っているのはこの大アルカナカードです。
■My Earth引用:ウェイト版の大アルカナカード「魔術師」
一般的な大アルカナカードの構成
世界中には多種多様なタロットカードがありますが、北イタリアのタロット占い起源の流れをくむものは、ウェイト版とマルセイユ版のカードです。
特に今回紹介するウェイト版のカードは、ライダー版とも呼ばれ、世界中で最も使われているタロットカードと言われています。
なお、ウェイト版については、こちらの「ウェイト版タロットカードの歴史<ライダー版やマルセイユ版との違いも解説>」で詳しく解説しているので、興味のある方はご覧ください。
そのウェイト版の大アルカナカードは、下記の22枚の連番で構成されており、一枚一枚に美しい絵柄が描かれています。
きっとほとんどの方が、タロットカードといえばこの絵柄だと思い出す、印象的なものばかりでしょう。
0:愚者、1:魔術師、2:女教皇、3:女帝、4:皇帝、
5:教皇:6:恋人、7:戦車、8:力、9:隠者、10:運命の輪
11:正義、12:吊るされた男、13:死神、14:節制、15:悪魔
16:塔、17:星、18:月、19:太陽、20:審配、21:世界
多種多様な大アルカナカード
タロットの起源は15世紀の北イタリアですが、タロットカードはその後の作成者によって、独自の個性を与えられ、様々な様式のものが作られています。
そのため22枚の大アルカナカードも、そのデッキごとに構成が微妙に違ったり、絵柄が大胆に書き換えられています。
ここでは代表的な3種類のタロットカードの「20:世界」のカードを紹介してみましょう。ちなみにトートタロットだけは「世界 → 宇宙」に変更されています。
なお、今回はあくまで最もメジャーで解釈し易い、ウェイト版タロットカードの元祖ともいえる、RWSタロットカードをもとに紹介します。
初心者は大アルカナで占うことから
78枚もあるタロットカードを、最初に手に取れば、その1デッキのカードの多さに少し戸惑うかもしれません。
特にこれからタロット占いを始めようという方であれば、なおさら覚えるべきカードの意味が多すぎて、投げ出したい気持ちにもなることでしょう。
そこで、初めてタロット占いをするのであれば、まず最初は、この大アルカナ22枚を使ったところからスタートすると良いでしょう。
大アルカナは比較的意味が明確で、占ったときにカードの解釈もしやすいです。それに、この大アルカナカードだけでも、かなり深いタロット占いが出来ます。
ですから、最初は焦らず、急がず、タロットに慣れるつもりで、大アルカナカードから始めてみてください。
初めてタロットカードを通販で購入する方へ
なお、もしまだタロットカードをお持ちではなく、これから通販で購入してタロット占いを始めようと思われるなら、こちらの「初心者がタロットカードを通販で購入する際のおすすめと3つの注意点」をご覧ください。
タロットカードを販売している実店舗に行って、カードを手にしながら専門の販売員にアドバイスを貰えば、タロットカードを購入で問題が起きることはないでしょう。
ですが、タロットカードの初心者が、通販でタロットカードを購入するとなると、その種類の多さから色々な問題が起きる可能性があります。
その中で一番多いのが、タロットカードを購入してみたけど、使い方が良く解らないとか、カードが思ったのと違ったなどです。
そうなると、タロット占いを始める前から躓いてしまい、気持ちよく占いが出来なくなってしうので、通販で購入しようとお考えの方は、特に注意してください。
■今回利用したウェイト版のカードと解説書のセットです。
タロットカードマスターセット
0~9の大アルカナの意味と解釈
なお、ウェイト版タロットカードのRWSの画像を主体に解説しますが、参考までにマルセイユ版のユニバーサル・マルセイユの写真も、小さく表示しておきます。
そんな2種類の違いも、見比べながらご覧ください。
0:愚者
■正位置:無邪気、冒険家、自由、楽天的
■逆位置:夢想、愚行、無計画、無謀
少しばかりの荷物を手にして、足元を見ずに崖に向かって歩き出そうとしているその姿は、無邪気な冒険家ともいえる陽気なものです。
大アルカナ0番の愚者のカードは、正位置ではその陽気で、思い立ったら始める姿勢が際立ち、自由や楽天的、何かを始めることを意味します。
また逆位置になると、その無計画で無謀な行動から、地に足が着がつかず、現実逃避をしていると解釈されるのです。
1:魔術師
■正位置:創造、自信、技術、才能
■逆位置:混迷、未熟、消極的、自信喪失
小アルカナの4大元素を机に掲げ、天と地を繋ぐ姿勢で、魔術師が錬金術を行使しています。その姿は才能と自信に満ち溢れ、自分なら何でも作りだせると表現しているかのようです。
魔術師のカードは、正位置で開かれると、創造性や自信、才能を意味し、自らの能力で新たなものを生み出していくと捉えます。
そして逆位置では、技術や能力の未熟さから、自信を失って物事に挫折しやすく、消極的になっていると解釈します。
2:女教皇
■正位置:知性、聡明、神秘、英知、判断
■逆位置:批判、悲観、冷徹、無視、無神経
水色のドレスを着て、胸に十字架を掲げ、手には知識や学問の象徴とされる書物をもつ女性が、月の女神の象徴である三日月を足もとにおいて、静かに佇んでいます。
その姿から、女教皇のカードの正位置は、神秘性と知性を兼ね備えた冷静な判断を意味し、頭脳を使う作業や勉強で、良い結果が出せることを表します。
また逆位置では、その冷静さが返って相手を批判する、無神経さへと向いてしまい、冷徹で冷ややかな態度になっていると解釈できるでしょう。
3:女帝
■正位置:豊穣、満足、包容力、魅力、愛情
■逆位置:嫉妬、我儘、浪費、感情的、怠惰
庭園で華やかなドレスを着た女性が、黄金の錫杖を手に、ソファーのような柔らかいシートに座っています。多くの星が煌めく王冠は、まるで喜びをちりばめたかのようです。
女帝のカードは、正位置で開かれれると、物質面と精神面の両方が満たされ、心から満足できることを意味します。また家庭的な幸せや愛情を司るカードでもあります。
ですが、カードが逆位置になると、その意味も反転し、感情に振り回されて我儘にっていると解釈したり、浪費癖があることが読み取れるのです。
4:皇帝
■正位置:支配、権力、安定、成功、責任
■逆位置:過信、傲慢、孤立、身勝手、独断的
重厚感のある玉座に、初老の皇帝が甲冑を着たまま座っています。真っ赤なローブは、これまでの犠牲と強い熱意を、物語っているかのようです。
大アルカナの中でも皇帝のカードは、社会的な成功と権力の象徴を意味するカードです。正位置ではこれまでの努力が実り、成功を治めると解釈します。
また逆位置で開かれると、その強引さが際立ち、傲慢で身勝手な一面が強調され、孤立してしまうのです。
5:教皇
■正位置:慈悲、優しさ、法の順守、尊敬、寛大
■逆位置:保守的、束縛、不信感、虚栄、頑固
真っ赤な僧衣に身を包んだ教皇が、2人の聖職者に教えを説いています。足元には法を守る鍵が描かれ、手には霊性の象徴である十字架が3つ連なっています。
教皇のカードは、宗教的な法の象徴であり、それは慈悲や優しさを内に秘めた、人道的な判断を下すことを意味します。
このカードの逆位置は、決まり守るという保守的な考え方が前面にでて、頑固で虚栄心をもった存在であると解釈されます。
6:恋人
■正位置:恋愛、情熱、結婚、ときめく心、調和
■逆位置:誘惑、不道徳な性、関係の破綻
アダムとイブがエデンの園でお互いを見つめ合っています。恋人のカードは心躍るようなトキメク恋愛でを意味し、2人は天使に祝福されているのです。
恋人のカードは、恋愛初期のようなウキウキする、感情的なときめきを表します。正位置ではその楽しさや喜びが強調されます。
逆位置では、そんな軽い気持ちが不貞な態度に出やすくなり、二人の関係が破綻したり、不道徳な恋愛に溺れる可能性があると解釈します。
7:戦車
■正位置:実行力、強い意思、迅速、勝利、征服
■逆位置:無気力、人任せ、イライラ、失敗
黒と白のスフィンクスに曳かれた戦車に、若く凛々しい王子が乗り込んでいます。頭上に彩られた星々は、彼の閃きや直感を表しているのでしょう。
戦車のカードは、正位置では迅速な行動や、強い意思で猛進することで勝利を得ることを意味する、とても力強いカードです。
しかし、逆位置では戦車から落馬した構図となり、失敗やイライラ、人任せで行動しようとしていないと解釈されます。
8:力
■正位置:強い意思、自制、不屈、理性、力量
■逆位置:無力、力不足、諦め、優柔不断、落胆
純白の衣に身を包んだ女性が、凶暴な獅子の口を力で閉ざそうとしています。獅子は人の本能を表し、女性は理性を表します。
力のカードは、正位置では強い意思や理性で、自らの感情や本能を抑え込むという意味があり、不屈の精神力でやり遂げるとも解釈します。
また逆位置では、力が及ばず目的を達成することが出来ませんから、無気力や落胆を意味するカードとなります。
この力のカードは、マルセイユ版のタロットカードでは、11番の大アルカナカードとなります。
9:隠者
■正位置:精神性、内観、悟り、思慮深い、慎重
■逆位置:消極、悲観、保守的、閉鎖的、籠る
老人が暗闇の中で、手にランタンを持ち足元を照らしています。彼が見ているのは自分の心の在りようであり、ランタンの光は希望だともいえるでしょう。
隠者のカードは、正位置では内観としての要素が高まり、冷静で思慮深く物事を見極めることを意味します。
逆位置になると、その内向的な側面から、悲観的になり消極的に物事を考えたり、周りとの関係を断ち切って、閉鎖的な状態に陥ると解釈します。
※カードの画像はこちらのRWSとユニバーサル・マルセイユとなります。
※解説はこちらの資料を参考にしています。タロットカード画像引用、参考文献:タロットカードマスターセット
10~19の大アルカナの意味と解釈
10:運命の輪
■正位置:一時的な幸運、変化、運命、出会い
■逆位置:アクシデント、急激な悪化、すれ違い
運命の輪は時計とは逆の反時計回りに回転しています。古来から私たちの運命の移り変わりを表すとされ、何匹もの聖獣が周りに集っています。
このカードは、常に回転する運命の輪を表すので、正位置で開かれると、一時的なチャンスや幸運に見舞われることを意味します。
しかし輪は回転し続けるので、すぐにまた悪化に至ります。そのため、逆位置では急速な悪化が始まると解釈するのです。
11:正義
■正位置:公正な判断、均衡、正しさ、平等
■逆位置:罪、不正、均衡が崩れる、不平等
右手に剣、左手に天秤を持ち、今まさに物事の公正さを秤にかけて、裁こうとしている姿は、容赦のない威厳に満ちた雰囲気で包まれています。
正義のカードは、公平な判断や平等であること示します。ですから、正位置で開かれると、問題の均衡は保たれて、継続し続けることを意味するのです。
ただし、このカードが逆位置で開かれると、それは不公平な行いや悪行、不正が行われていると解釈され、右手の剣で裁きが下るのです。
この正義のカードは、マルセイユ版のタロットカードでは、8番の大アルカナカードとなります。
12:吊るされた男
■正位置:試練、修行、努力、苦労が報われる
■逆位置:報われない苦悩、徒労、投げやり
男性が手足を縛られて、逆さまに吊るされています。これは彼自身が受け入れた試練で、後光が差していることからも、高い精神性が伺えます。
吊るされた男のカードが正位置で開かれると、自らを成長させるための試練の時が訪れることを意味します。まさに努力や忍耐を求めれるときです。
また、逆位置で開かれると、報われない苦悩や努力となり、何をしても良い結果を得ることが出来ないと解釈します。
13:死神
■正位置:強制終了、中止、破局、終焉、停止
■逆位置:再生、再スタート、起死回生、新展開
黒い甲冑を身に付けた死神が、白馬に乗って屍の上を進んでいきます。身分の高い人も死神に命乞いをしていますが、その願いは叶いません。
死神のカードは、停止や中止などの終わりを意味しており、新たなる再生や始動のために、強制的に物事が終了する事実を告げています。
また逆位置では、再生としての意味が強まり、起死回生や新展開など、新しい現実がスタートすると解釈します。
14:節制
■正位置:循環、順調、調和、管理、淀みない
■逆位置:浪費、淀み、不均衡、停止、惰性
天使が両手に聖杯を持ち、絶え間なく水を循環させています。その技はまさに奇跡ともいえる、調和のとれた状態です。
節制のカードは正位置で開かれると、水が流れるかのように、自然と物事が整っていくことを意味します。
また、逆位置では、流れは止まり水が淀むために、無駄な浪費が増えたり、惰性で流されてしまう、そんな心が腐敗した状況になると解釈します。
15:悪魔
■正位置:誘惑、堕落、裏切り、破滅、依存
■逆位置:解放、再生、目覚め、執着を手放す
悪魔の前に2人の男女が鎖で捕らわれています。それはまさに彼らの心が、欲望や誘惑に捕らわれて、堕落していることを表しているのです。
悪魔のカードの正位置は、そんな悪魔からの甘い誘惑に心が捕らわれて、堕落や裏切りに染まってしまうことを意味しています。
しかしながら、このカードは逆位置になると、そんな悪魔の束縛からの解放と解釈するので、状況の好転が予測できます。
16:塔
■正位置:災害、災難、事故、崩壊、ショック
■逆位置:不名誉、緊迫状態、受難、不安定
暗闇の中で突然雷が落ちて燃え上がった塔から、人々が谷底へと飛び降りています。大アルカナの塔のカードは、最もネガティブなカードと言われています。
塔のカードは正位置でも逆位置でもネガティブな意味が強いカードです。正位置では突然の災害や崩壊など、これまで築いたものが崩れ去ります。
逆位置では、崩れるかどうかの瀬戸際に立たされ、その不安定感を体験し続けることとなると解釈します。
17:星
■正位置:直感、閃き、希望、憧れ、目標
■逆位置:失望、高望み、失意、幻滅、無気力
美しい裸体の女性が星空のもとで、大地と海に水を注いでいます。その幻想的な風景は、まるで現実の世界ではないかのようです。
星のカードは、数えきれないほどの星が光り輝く夜空から、理想や希望に満ちた心や、直感や閃きなどのインスピレーションを得ることを意味します。
しかしながら、逆位置で開かれると、それは高望みともいえる幻想的な想いで、最後には幻滅したり落胆することになると解釈できるのです。
18:月
■正位置:不安、憂鬱、中途半端、誤解、移ろい
■逆位置:脱却、明晰、トラウマの解消、回復
月夜の晩に2匹の犬とオオカミが、満月に向かって吠えています。二つの柱に挟まれた月は、何か悩んでいるかのように不安げです。
月のカードは、どこかスッキリとしない不安感が描かれ、それは過去のトラウマの影響や、心の中にストレスがあり不安定であることを意味します。
このカードは逆位置になると、心の中の霧が晴れ渡り、そんな過去からの脱却や、トラウマの解消がなされたと解釈するのです。
19:太陽
■正位置:天真爛漫、無邪気、喜び、栄光、成功
■逆位置:不調、落胆、失墜、悪化、ノー
白馬にまたがった無邪気な子供の後ろには、いくつものヒマワリがこちらを向いています。空には大きな太陽が光り輝いて、明るい世界が見えてきます。
太陽のカードは正位置と逆位置で、その意味が完全に反転します。正位置では成功や栄光、など手放しで喜べる状況を表します。
そして逆位置では、状況の悪化、落胆や失望と解釈し、現状に「NO」が突き付けられるのです。
※カードの画像はこちらのRWSとユニバーサル・マルセイユとなります。
※解説はこちらの資料を参考にしています。タロットカード画像引用、参考文献:タロットカードマスターセット
20~21の大アルカナの意味と解釈
20:審判
■正位置:復活、祝福、再生、再チャレンジ
■逆位置:警告、罰、消滅、暗闇、罪の償い
天使がラッパを吹くと、墓地に眠る人々が復活し審判を受けます。善行には祝福を、悪行には罰を与えるのが審判のカードです。
審判のカードの正位置は、あなたの行いが認められ、祝福されることを意味し、再生や再チャレンジの機会が与えられます。
逆位置では、これまでの罪が明るみに出て、罰を受けるというのがこのカードの解釈です。
21:世界
■正位置:完成、理想郷、成功、充足、完璧
■逆位置:未完成、惰性、物足りなさ、低迷
全裸の女性が喜びの表情でダンスしています。世界はすべてのカードの中でも、最も良い結末を迎えることを意味するカードです。
正位置で得られる成功は、心の充足と達成感を与えてくれます。自分の理想とする現実が訪れる、それが世界のカードの成功です。
逆位置では、その試みは未完成となり、中途半端な気持ちで惰性に流されたり、物足りなさを感じて気持ちが低迷すると解釈します。
※カードの画像はこちらのRWSとユニバーサル・マルセイユとなります。
※カードの画像と解説はこちらの資料を参考にしています。タロットカード画像引用、参考文献:タロットカードマスターセット
大アルカナカード一覧のまとめ
以上、22枚の大アルカナカードの意味と解釈について、詳しく見てきました。
カードの意味を記載するにあたり
こちらで紹介した意味は、Wikipediaの「大アルカナ」と日本語解説書の「はじめての人のためのらくらくタロット入門」を参考に、私なりの解釈を加えて解説してきました。
タロット占いでは、スプレッドのどのような位置で、そのカードが開かれるかによって、その解釈も大きく変わってきます。
ですから、今回はあくまでシンプルに紹介することで、あなたがタロット占いで、カードの意味を解釈するための、直感に役立てていただければ幸いです。
この解説もあくまで参考程度にご覧いただいて、自分の直感を信じてカードを読み解いていきましょう。
タロットカード 関連記事一覧
それでは最後にタロットカード関連の記事を紹介します。初心者向けの紹介記事になりますので、気なるものをチェックしてみてください。
特にタロットの歴史を知ることは、正位置や逆位置の解釈が生まれた経緯を知ることもでき、占いへの神秘性を高めてくれるので、さらにタロット占いが楽しくなるでしょう。
初心者のためのタロット占い入門
■タロットカードの誕生の歴史を知ると占いがもっと面白くなる!
・タロットカード初心者に知って欲しい<種類、構成、歴史>
■初心者向けのタロット占いのやり方など、タロット占いの基本を解説。
・タロットカード占い初心者のための基本的なやり方【シャッフルなど入門編】
■初めてタロットカードを購入する際の注意点を書き出しました。
・初心者がタロットカードを通販で購入する際のおすすめと3つの注意点
タロットカードの意味や解釈に関するまとめ
■すべてのタロットカードの意味や解釈への索引はこちら。
・タロットカードの意味一覧
■56枚の小アルカナの種類と簡単な意味を一覧で紹介。
・小アルカナの意味一覧<ワンド、ペンタクル、ソ―ド、カップ>